たばこと経済
たばこは、地方自治体の財政に入るたばこの税収やたばこ関連産業が生み出す経済効果により、地域社会に目に見える形で貢献しています。
一方、たばこが生み出す損失面として、長年の喫煙が原因と考えられる病気に支払われる医療費、喫煙由来の病気による労働生産性の低下、たばこが原因の火災の消防費用と焼失による家屋 ・ 森林の損失等等が挙げられます。 それらの目には見えてこないたばこの社会損失額を試算すると、たばこによる経済効果の額より大きいとする報告があります。
市町村の喫煙率を下げることは、がんやメタボリック症候群等の生活習慣病の予防につながり、将来の市町村財政における 医療費の支出抑制につながると考えられます。
・ 厚生労働省 「喫煙と健康問題に関する検討会」報告書(要約版)平成13年12月
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/kituen01.html