虐待通告の安全確認状況

児童虐待防止対策について(お知らせ)

道では、札幌市内で発生した児童虐待事案を踏まえ、道内8つの道立児童相談所において本年4月以降に受理したケースについて、通告から48時間経過時点の状況を緊急的にとりまとめ、6月14日に公表しましたのでお知らせします。

  公表資料:道立児童相談所における虐待通告ケースの安全確認の状況について(6月14日発表)

48時間以内の対応について

調査の結果、通告内容が曖昧で対象が特定できないものを除き、全ての通告事案について子どもの安全を確認しました。通告受理後、原則48時間以内に児童相談所や関係機関において、直接、子どもの様子を確認することは全国的なルールになっています。引き続き、道としても子どもの安全確認を最優先に考え、児童相談所における早期の初動対応について徹底を図ります。

通告情報の全件共有について

道では、本年4月から、全ての虐待事案について道警察と情報共有することとしました。子どもの命を守ることはもとより、子どもの健やかな成長のためには、虐待の未然防止や早期対応は非常に重要です。通告情報を関係機関で相互に共有することにより、緊急性の把握や判断が可能となり、子どもや保護者に対し、早い段階で適切な支援に繋げていくことが可能になると考えています。

参考資料:児童虐待に関する道と道警察との情報共有

道民のみなさまへのお願い

道民のみなさま、とりわけ、日頃子どもの身近で見守り活動など様々な支援に取り組まれているみなさまには、子どもが虐待を受けているということを察知した場合には、児童相談所全国共通の3桁のダイヤル「189」(いちはやく)にご連絡(通告)をお願いします。私たちは、24時間365日いつでも通告をお受けし、子どもの安全を守ることを最優先として迅速に対応することをお約束します。 頂いた情報については守秘義務を徹底しておりますので、児童相談所において早期の安全確認を行うためにもできる限り詳細な情報をお寄せいただきますよう、みなさまのご理解とご協力をお願いします。 なお、虐待の判断については下記の事例を参考にして頂きますが、迷う場合には躊躇せず通告していただけますようよろしくお願いします。

参考資料:虐待の事例

 

 

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