地域包括ケアの推進について
地域包括ケアとは・・・
「住み慣れた地域で元気に楽しく安心に暮らしたい」という北海道民の願いを支えるしくみとして、介護保険・医療保険等の公的サービスにくわえて、近年、NPOや各種団体等による支援活動、ボランティア等によるインフォーマルサービス及び地区組織活動など、多様なサービスが地域で提供され、希薄化した住民同士の「つながり」の再構築が重要視されています。
こうした数多くのサービスの提供は、十分連携がとれているとはいえず、断片化していて使いにくい、必要なサービスを必ずしも十分利用できていないのではないかという指摘もあります。
地域ごとに社会資源の状況は違いますが、地域の資源をうまく組み合わせて、なるべく自分のニーズにあった適切なサービスを受けたいところです。そのためには、関係者が高齢者のニーズや実態をきちんと把握し、ニーズを軸に地域にある社会資源を横断的かつ有機的につなげ、必要な情報を関係者が共有し、地域が一つの組織のように役割分担しながら効果的にサービスを提供していくこと、すなわち「地域包括ケアの推進」が不可欠となります。
北海道型の地域包括ケア推進に向けて(平成23年3月)
市町村と地域包括支援センター等がコーディネート機能を発揮し、住民の参画を得て、行政職員や関係者等との意見交換を繰り返しながら、地域の政策に反映させていく「地域づくり」を活性化する必要があります。
【ガイドブック】
地域包括支援センター
地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)
地域支援事業
在宅医療・介護連携を支援する相談窓口設置状況(令和元年10月1日現在)
「医療と介護の連携に関する意見交換会」の開催
介護マーク
高齢者の皆さまに、健康を維持していただくために
新型コロナウイルスに感染しない・させないのために、今まで通っていた場所に通えなくなったり、外出を控えたりして、体を動かす機会が減っていませんか。
高齢者の皆さまにとって、「動かない」状態が続くことは、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことが心配されます。
また、転倒などを予防するためにも、日頃から運動することはとても大切です。
北海道ではこの度、「北海道リハビリテーション専門職協会」の協力を得て、高齢者の皆さまが健康を維持するために気をつけていただきたいことや、日々の生活の中でできる食事や運動の工夫などを盛り込んだ、ポスターとパンフレットを作成しました。
パンフレットが御自宅での生活のうるおいの一助となれば幸いです。どうぞ御活用ください。