日常生活全般における生活支援を行っている施設
この建物は、個室を中心に3つのユニットから構成され、建物も家庭を意識した意匠性となっており共有スペースはゆったりと開放的で、各ユニット間の職員の動線も配慮され認知症の人でも安心して暮らすことのできる居住空間となっている。施設の整備基準を概ね満たし、昨年の台風による大雨の際も盛り土をしたところに建設されていることから浸水することなく、自家発電設備を屋上に設置し災害に強い建物となっており安心・安全に配慮した整備内容となっている。また、建設時において地域住民の声を反映し、認知症カフェのできる設備や空間があり、地域の人たちの専用の出入り口があるなど地域との交流を積極的に行っていく配慮がなされているなど、高く評価された。
共同生活室に面した中庭 |
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特別浴室の機械浴槽 |
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地域交流・研修スペース |
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